nginxでphpのパッケージを追加したら’502 Bad Gateway’になってしまったときの対処法
2014 August 17
正常に稼働していたサーバーで、phpのパッケージを新しく追加してブラウザで確認したら’502 Bad Gateway’に・・・T T
エラーログを見てみたら下記のエラーがでていました。
connect() to unix:/var/run/php5-fpm.sock failed (2: No such file or directory) while connecting to upstream
色々試してなんとか解決できたのでメモ。
環境
ubuntu3.13
nginx/1.1.19
PHP 5.3.10
試したことその1 – www.confを編集
まずはエラーログを確認。
tail -f /var/log/nginx/error.log
connect() to unix:/var/run/php5-fpm.sock failed (2: No such file or directory) while connecting to upstream
とでています。
php5-fpmの設定ファイルである
/etc/php5/fpm/pool.d/www.conf
の33行目付近にある’; listen’のすぐ下に下記を追記しました。
; listen = 127.0.0.1:9000 listen = /var/run/php5-fpm.sock
そしてphp5-fpmとnginxを再起動。
$ sudo service php5-fpm restart
$ sudo service nginx restart
ブラウザで確認すると、未だに’502 Bad Gateway’のままですが、エラーが下記に変わりました。
connect() to unix:/var/run/php5-fpm.sock failed (13: Permission denied) while connecting to upstream
試したことその2 – php5-fpm.sockのパーミッションを変更
1を試してみたところ、エラーが「Permission denied」と変わったので、次にパーミッションを666に変更してみました。
$ sudo chmod 666 /var/run/php5-fpm.sock
そしてまたphp5-fpmとnginxを再起動。
$ sudo service php5-fpm restart
$ sudo service nginx restart
ブラウザで確認すると’502 Bad Gateway’のまま・・・。そしてエラーも「Permission denied」・・・。
試したことその3 – もう一度www.confファイルを編集
もう一度php5-fpmの設定ファイルである’www.conf’ファイルを開き、
$ sudo vim /etc/php5/fpm/pool.d/www.conf
45行目付近にあるこの3行のコメントアウトを外しました。
;listen.owner = www-data ;listen.group = www-data ;listen.mode = 0660
↓
listen.owner = www-data listen.group = www-data listen.mode = 0660
そしてまたphp5-fpmとnginxを再起動。
$ sudo service php5-fpm restart
$ sudo service nginx restart
すると、ブラウザで無事サイトが表示されました!
エラーログもでなくなりました(;∀;)