【Linux】ファイルやディレクトリのパーミッションを変更する’chmod’コマンドの使い方
2014 August 29
ファイルやディレクトリのアクセス権(パーミッション)を変更する’chmod’コマンドの使い方とオプションをメモ。
所有者,グループ,その他のユーザーに対して,それぞれファイルやディレクトリの読み込み権限,書き込み権限,実行権限を設定できます。パーミッションの変更を行えるのは、そのファイルの所有者または管理者だけです。
書式
$ chmod [パーミッション] [ファイル名またはディレクトリ]
オプション
-c, --changes
パーミッションが変更されたファイルのみ詳細に表示する
-f, --silent, --quiet
パーミッションを変更できなかった場合でも,エラー・メッセージを表示しない
-v, --verbose
パーミッションの変更を詳細に表示する
-R, --recursive
ディレクトリとその中身全てのパーミッションを変更する
--help
chmodコマンドの使用法を表示する
mode
変更するアクセス権を記述する。記述方法は後述の「modeの記号による記述方法」を参照
使用例
//index.phpのパーミッションを755に変更
$ chmod 755 index.php
→この場合、index.phpのパーミッションは[-rwxr-xr-x](755)となります。
//devディレクトリと、その中のファイルのパーミッションを755に変更
$ chmod -R 755 dev
→この場合、devディレクトりとその中全てのファイルのパーミッションは[-rwxr-xr-x](755)となります。(ディレクトリは[drwxr-xr-x])