かわたま.net

Enjoy Creative! かわたまのwebメモ

【AWS】AMIMOTOで構築したwordpressに独自ドメイン割当手順【Route53】

2014 July 10

Tag:

AMIMOTOでインスタンスを起動すると、「ec2-example.ap-foo-hoge.compute.amazonaws.com」というPublicDNSが割り当てられます。このアドレスにブラウザでアクセスするとwordpressのインストール画面が表示され、通常の手順でインストール完了☆となります。
インストール完了したら、次は「独自ドメイン」を割り当てましょう。
今回、ドメイン取得はバリュードメインを利用しました。

※AMIMOTOでインスタンス起動〜wordpressインストール方法は別記事でまとめています。
「AMIMOTO AMIを使ってAWSでwordpressを構築する」

AMIMOTO AMI(“網元AMI”)とは?

高性能なWordPress専用のホスティング環境を簡単に構築できるサービス。
WordPressを動作させるための環境(Linux,Nginx,PHP,MySQL)がワンクリックで構築可能。また、WordPressに最適化/チューニングされた状態で提供されるので起動後すぐにWordPressを利用することが出来る。

Amazon Route 53とは?

Amazon Web Services(AWS)のサービスの1つで、ドメイン名とIPアドレスをひも付け、管理してくれるDNSの運用管理が可能。AWSの各種サービスとの親和性が高いのはもちろん、他サービスのサーバのアドレスを指定することも可能。

独自ドメイン割当手順

1, AWSコンソール画面にログインし、サービス一覧ページへ。

「Route53」を選択します。

Route53/kawatama.net

2, Create Hosted Zoneをクリック

Route53/kawatama.net

Create Hosted Zoneに「Domain Name(取得したドメイン)」、「Comment(任意)」を入力して「Create」ボタンをクリック

Route53/kawatama.net

3, レコードの設定

2で追加したドメインを選択し、「Go to Recode Set」をクリック

Route53/kawatama.net

既に「NSレコード」と「SOAレコード」が入っています。
「Create Recode Set」をクリック

Route53/kawatama.net

固定IPアドレスで紐付けたIPアドレスを入力します。
IPアドレスは、AWSコンソール → EC2 → Running Instances で、起動したインスタンスをクリックし、「Public IP」の欄に表示されている数字です。

Route53/kawatama.net

このIPアドレスを「Value」に入力して「Create」。

Route53/kawatama.net

これでAレコードの設定ができます。

4, NSレコードの値を

NSレコードのValueの値をドメイン取得サイトのコントロールパネルへ記述します。
今回はバリュードメインでドメイン取得したので、その手順です。
バリュードメインにログインし、「メニュー → 取得済みドメイン一覧」から今回設定するドメインの「NS(ネームサーバー)」をクリック。

Route53/kawatama.net

ネームサーバー1から4まで順にRoute53で確認した「NSレコード」の値を1行ずつ入れていきます。

Route53/kawatama.net

※Record Setsのページから確認した場合、それぞれ「ns-50.awsdns-06.com.」のように最後に「.」が入っていますが、最後の「.」は入れません!

「正常に更新されました」と表示されればOK!

Route53/kawatama.net

これでDNS設定が有効になります。
数時間後にはドメインでアクセスできるようになります。